皆さんは子供になにか習い事をさせたりしていますか?
水泳や塾、ダンスなど習い事がたくさんあってどれにしようか悩みますよね。
我が家の4人の子供達も色々な習いごとをしています。
- 塾
- 体操
- スイミング
- ダンス
- アフタースクール
とりあえずなんでも試してみて、子供が行きたくないと言えば辞めさせようと考えていましたが、今のところはどれも楽しんで通っています。
そんな習い事を色々としている子供達ですが、やはり今の子供達には合わないものもありました。
今回は習い事を辞めることになった、インターナショナルスクールについてお話します。
この話は主に中度知的障害(B1)のサブロー4歳の話です。
結論を言うと、サブローはインターナショナルスクールを留年するという衝撃的なことがあり、今は3人とも辞めてアフタースクールに通っています。
おそらく留年の理由は先生はサブローばかりに構っていられないのと、他の子供達の足を引っ張っていることだと考えられます。
この記事では留年したサブローがインターナショナルスクールを辞めるまでの話です。
この話の前に軽く説明すると、我が家の4人のうち3人は知的障害の診断を受けています。
知的障害はIQ(知能指数)によって障害の程度を四段階に分類しています。 18歳未満の場合 ・IQ35以下がA(重度) ・36以上50以下がB1(中度) ・51以上75以下B2(軽度)に分け られています。
知的障害の基準と境界性知境界知能(グレーゾーン) 知的障害の基準は自治体によって違いますが、大阪市では知能指数が51以上75以下だと知的障害に当てはまります。 ・境界性知能(グレーゾーン) おおむねIQ75〜85未満の層に対して使われます。 平均的でもなく知的障害でもないIQレベルでグレーゾーンと呼ばれることも。 知的障害と認められるのはIQ75未満なので、境界性知能に発達障害の診断はつきません。
インターナショナルスクールに通い出した子供達
はじめにインターナショナルスクールに通い始めたのは約2年前で、旦那からインターナショナルスクールの話を聞いて、興味をもったのがキッカケでした。
そして、イチローとサブローが3歳のときにインターナショナルスクールに通うことに。
イチローとジローは、周りとは少し遅れがあるものの、英語の読み書きが少しずつできるようなると、本人たちも誇らしげでした。
家でもなるべく英語の歌やおしゃべり絵本などみせて、英語に慣れていきました。
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他にも英語のおしゃべり図鑑を使って、発音の練習をしたりしました。
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そしてサブローが3歳になったタイミングで、3人を通わせることになったのですが、このときはまだ障害のことなど考えていませんでした。
\子供の発達な気づいたきっかけはこちら/
【療育ママの体験談】発達障害に気付いたきっかけは言葉の遅れ。私たち家族が発達障害と向き合うまで
周りの友達と同じことができないサブローの様子
3人が通うインターナショナルスクールでは、先生が連絡帳に今日の出来事を書いてくれます。
サブローは普段から落ち着きがなく、授業中にウロウロしたり、先生の話をちゃんと聞いていなかったりしていると書かれていました。
遊ぶときでも基本的に1人で砂場遊びをして、スコップで自分に砂をかけたりしていらようです。
また同じクラスの子と遊ぶより、下の子と遊ぶことも多いと書いてあったりして、この時点であれ?と思うことはありましたが、当時はそこまで深く考えていませんでした。
サブローの授業参観の様子は悲惨でした
それからzoomでの授業参観が開かれ、子供達の様子を観察できる機会があり、兄弟それぞれの様子を見ることができたのですが、ここでも他の子供よりできない部分が大きいと痛感します。
ます双子のイチローとジローは、まだ授業中もイスに座って先生の話を聞くことができますが、用紙の問題の意味が理解できず、常に空欄でした。
しかし先生と一緒に発音したり、聞いたりするのは得意らしく本人なりに頑張っている様子でした。
しかしサブローは、先生が話しているとき教室から抜け出し、他の先生にベッタリになったり、急に声を出したりして授業についていけていません。
唯一、授業の最後にあるお絵描きには積極的に参加していたのを覚えています。
さらに運動会の様子は
運動会のときも、サブローは集団行動が苦手なのか、座り込んだり逃げようとしたりで捕まえるのが大変でした。
周りの子はてきているのに、サブローはなんでできないの?と思いここでやっと発達障害について調べ始めました。
そして発達の相談や検査をして、ジローは軽度知的障害(B2)サブローは中度知的障害(B1)の診断を受けることになります。
\子供の発達相談や検査(診断)について詳しくはこちら/
大阪市で子供の発達検査を受けるには?検査内容や費用を徹底解説
3人が進級するタイミングで先生から留年の言葉
そうしてジローとサブローが知的障害の診断を受け、療育に通い始めたころ、3人が進級する時期になったのですが、このとき先生から衝撃的な話をされるのです。
それがサブローが留年する話でした。
先生の話を要約すると
- サブローは授業について行けていないし、先生の手が足りないのでサブロー1人だけをみることはできない。
- ここよりももっとサブローに合った環境があるはず。少し考えてみては?
- イチローとジローは問題なく進級できるので、2人はこのままでいい
こんな感じの話をされました。
これは、サブローはあらないけど、イチローとジローたけ欲しいと言われている感じがします。
正直、インターナショナルスクールに留年なんて制度があったなんて知らずとてもショックでした。
確かに周りには迷惑をかけている部分も多いと思いますが、まさか留年するなんて…
留年するか3人とも辞めさせるか悩んだ結果
サブローは留年ですが、イチローとジローは普通に進級することができます。
そうなると、サブローだけ違うところを探さないと行けなくなるし、このとき私は妊娠中だったこともあり送迎も大変です。
ならばもう3人とも辞めさせるか!!という結論になり、辞めることになりました。
このとき、まさか先生も3人辞めるとは思わずちょっとだけ引き止められましたが、考えは変わりませんでした。
インターナショナルスクールを辞めてからの3人
こんな感じで今は3人とも保育園に通っています。
発達障害の子供の特性は色々あり、習い事も合う合わないがありますか、次はよく考えてから習い事をさせようと思った出来事でした。
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